6〜10歳・小学生の時期

6〜10歳の子と話す、お金のこと

小学生の時期には、身近な買い物や目標を通じて、お金の使い方を少しずつ考えられます。計算や読み書きの得意さは一人ひとり違います。絵や実物、電卓も使いながら、本人が選び、振り返る機会を作りましょう。

6〜10歳で一緒に考えられること

関心と経験に合わせて、お金を数えることや 欲しいもののために待つこと を試せます。数週間待つのが難しければ、より短い目標から始めましょう。 必要なものと欲しいものの違いや、簡単な 利息も、具体例から話せます。本人のお金で選ぶ場面では、安全や家庭の約束を確認したうえで判断を支えましょう。

お金の捉え方も少しずつ、 目の前の硬貨や紙幣 から、 びんや口座にある残高へと広がります。KidCashでは残高、目標、家族で設定した利息を記録して確かめられます。実際の現金や口座のお金と対応を取り、二重に数えないようにしましょう。

六つの会話の例

一個当たりの値段を比べる

“「このお菓子は一個200円。六個入りの箱は500円だね。同じ大きさなら、一個当たりではどちらが安いかな? 六個も必要かな?」”

話すねらい: 一個当たりで比べる練習です。暗算を求めず、紙や電卓も使いましょう。まとめ買いが安くても、使い切れなければ家計に合うとは限りません。

目標までのカレンダー

“「欲しいレゴは2,400円だね。毎週300円ずつ貯めるなら8回。土曜日ごとに印を付けてみようか」”

話すねらい: 貯まるまでの道のりを見えるようにします。途中で使ったり、追加で受け取ったりしたら、残りの回数を一緒に計算し直しましょう。

豆やコマで利息を体験

“「最初にコマを10個入れよう。日曜日ごとに1個ずつ足す約束なら、4回後はいくつかな?」食べ物や小さい物を使うときは安全に配慮します。”

話すねらい: 10個に1個を4回足すと14個です。これは毎回同じ数を足す仮の約束で、現実の口座の利率ではありません。増えた分にも割合で利息を付ける複利との違いも、後で比べられます。

必要なもの・欲しいものの買い物リスト

“「買い物の前に、必要なものと、あったらうれしいものを書いてみよう。これはどちらかな? 理由も教えて」”

話すねらい: お店に入る前にゆっくり考えられます。同じ物でも、暮らしや目的によって必要かどうかは変わります。欲しい気持ちを悪いものにせず、今日は何を優先するかを話しましょう。

「カードのお金はどこへ行くの?」

“「これはデビットカードだから、払った分が口座から引かれるよ。明細も一緒に見よう。クレジットカードなら、後で請求されて払う仕組みなんだ」”

話すねらい: 現金が見えなくても支払いは発生します。使っている方法が、口座からの引落し、先に入れた残高、後払いのどれなのかを具体的に説明しましょう。

日曜日のおこづかい確認

“「今週のおこづかいを一緒に数えよう。使う分、貯める分、寄付したい分はどうしたい?」寄付は本人が希望する場合の選択です。”

話すねらい: 本人が分け方を決め、残高を確かめる短い時間にします。親の希望どおりに分けることより、理由を話せることを大切にしましょう。

気をつけたいこと

おこづかいを渡す日が毎回変わる

家族に合う曜日や頻度を決め、変更するときは知らせましょう。現金なら封筒や予定表、KidCashなら定期おこづかいの記録を使えます。アプリの残高への記録と、実際の現金や銀行での受渡しは別です。

気に入らない買い物をすぐ止める

安全で、家族の約束と本人の予算に収まるなら、本人が選ぶ余地を残しましょう。期待外れでも「だから言ったでしょう」と責めず、次は何を確かめたいか話します。必要な物まで買えなくなる負担を課す必要はありません。

もめたときにだけお金を話題にする

買ってほしいと頼まれたときだけでなく、落ち着いた時間にも話しましょう。買い物の計画や目標の進み具合など、正解を迫らずに話せるきっかけを用意します。

親子で試す活動

2,000円の買い物ミッション

保護者と一緒に、予算2,000円で五つの品物を探します。量や品質、アレルギーなどを確認し、合計を途中で計算しましょう。余りはどう扱うか先に決め、安さだけを優先させたり、足りない分を本人に負担させたりしないようにします。

一つの目標を決めてみる

本人が欲しい1,500〜4,000円ほどの物を仮の例に、今ある額と毎週貯められる額から必要な回数を計算します。写真や絵を貼り、入れた額を記録しましょう。家計や関心に合わせ、もっと小さい目標でも構いません。

使わなくなった物を見直す日

本人が手放してよいおもちゃを五つ選び、状態や相場を見て値段を考えます。売却は保護者が地域やサービスの規則に従って管理しましょう。売れた額と費用を分けて記録し、残ったお金の使い方を本人と相談します。

よくある質問

貯金に利息を付けるのはいつからがよいですか?

決まった年齢はありません。本人が仕組みに関心を持ったら、無理なく続けられる小さな額や割合で試せます。付ける頻度、計算する残高、上限を先に決めましょう。月5〜10%のような高い割合を銀行の一般的な利率として示さず、家族が負担できる約束にします。

この年齢では、おこづかいをお手伝いと結びつけるべきですか?

基本のおこづかいと、追加のお手伝いの報酬を分ける方法があります。お金の管理を学ぶ機会と、仕事に対する報酬を区別しやすくなりますが、家庭に合う形で構いません。役割、支払う条件、報酬のない家の仕事を先に話しましょう。

おこづかいを全部お菓子に使ったら、どうしますか?

まず安全や食事の約束を確認し、何を選んだのかを聞きます。残高と次に欲しい物を一緒に見て、今後どう分けたいかを考えましょう。必要な物を買えなくして罰したり、恥をかかせたりする必要はありません。

関連ツール

親子で 貯金の目標計算 を使い、目標までの回数や期間を確かめてみましょう。次の段階の会話には、 11〜13歳向けガイド.

ニュースレター

最新情報を受け取る

新しい無料ガイド、印刷教材、ときどきお得な情報を、月に約2回お届けします。迷惑メールは送りません。いつでも配信停止できます。

30日間のウェルカムシリーズ、隔週のニュースレター、希望者向けの毎日のブログ更新から選べます。登録後に受け取りたい内容を設定し、それぞれワンクリックで配信停止できます。

6〜10歳の子と話す、お金のこと — 貯金の目標、利息、必要なものと欲しいもの — KidCash